必要期間としてはお客様や物件の状態などによって変わりますが、
購入申し込みをしてから約1週間程度で契約をします。
その後、ローンの手続きや引渡しの準備など約1ヶ月程で引渡しに至ります。
また購入物件がこれから建てる新築や売主側の買い替えの場合などの
諸条件により大きく変わることもあるのでご注意ください。
所有者の方が居住中であっても、ご案内に問題はありません。
しかし原則としてお家の方がおられる時に限られますので、
両者の時間の都合などを前もって調整しておく必要があります。
空き家と違って実際に生活されている空間ですので、
当然、家具や物が置いてあるので、
間取り自体がはっきり見えてこない点もありますが、
実際に自分たちが住んで家具などを置いたときの広さやイメージとしては
逆に分かりやすいと思います。
基本的には何もない状態での引渡しが一般ですが 当然、売主様・買主様の都合にもよってきますので 気になるようでしたら見学の時に、ひとつひとつ聞いていくのが良いでしょう。
中古住宅の場合、契約から引渡しまでの期間には、大きく分けて2パターンがあります。
①対象物件が空家・あるいはすぐに空家になれる。
この場合、買主側の事情次第になります。
現金購入の場合、数日から1ヶ月以内くらい、融資利用の場合で、約1ヶ月から2ヶ月。
②居住中であり、次の住居の状況によって退去が決まる。
この場合、売主側の事情次第になります。
転居先が、賃貸や完成している建物の場合は、上記期間にプラス1ヶ月くらいですが、転居先が建築中などの事情がある場合、半年近く先に引渡し日が設定される場合もあります。
このように諸事情によって半年近く先に引渡しが来ることもありえるのです。
ただ、意味もなく半年先の引渡しというのはありえませんのでどういった事情があるのか事前に確認してみて下さい。
中古住宅の売買に於いては建物部分ついては売主が不動産業者
(不動産業者が他の不動産業者に仲介を依頼している場合もある)の場合と一般の個人の場合とによって異なります。
消費税法では、消費税は事業者が行う資産の譲渡等に対して課せられるとなっています。
従って売主が不動産業者の場合には、中古住宅であっても事業用商品である以上消費税がかかります。
一方、売主が個人の場合には商品ではありませんから、消費税はかかりません。
また、土地についてはそもそも消費の対象となるものではなく、その譲渡は単なる資本の移転と考えられるところから、どちらの場合も消費税法上非課税となっています。